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長野市 / T邸 / 夫、妻、長男、次男
モモ畑に囲まれ、山々を望むのどかな地に建つ築47年の家。
近づくにつれ、子どもたちがはしゃぐ声が聞こえてきます。
「この子たちのため、走り回れるような広々した家に住みたくて」と話すTさん。
その眼差しのような、温もりに満ちた住まいを見せていただきました。
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モモやリンゴの果樹園を南に望むのどかな風景の中、クリーム色の外壁が木々の緑に溶け込み、自然に抱かれるように佇むT邸。ご両親は、お子さんたちの小学校入学を機にマイホームを考え始めました。小学二年生の双子の兄弟は好奇心旺盛でやんちゃ盛り。理想は、そんなふたりが伸び伸びと過ごせる広い家でした。「もともと八畳二間、六畳二間の和室が備わり、十分な広さがあったんです。これだけの広さの家を建て替えるとなると、費用も維持費も当然かさみますよね」と奥さま。コスト面も考えた結果、全面リノベーションを選択しました。
施工は「同級生の家を手掛けたのがまつけんのリフォームだった」ことが縁となり、同社に依頼。実際そのお宅にお邪魔して、「改築するならここで」と決めていたのだそうです。
ご夫妻の要望を元に生まれ変わった住まいの特徴は、1階の広々としたLDKの奥に一段高くして別空間としても利用できるフリースペースを備えたこと。広がりのある間取りの自由さは、新築にも遜色ありません。子ども部屋は2階ですが、「子どもたちが大きくなっても、一度はリビングを通って2階へ行けるように」と玄関脇にあった階段をリビング奥に移設。現在だけでなく、未来の姿まで見通した提案も随所に施されています。「子どもたちが自由に駆け回り、伸び伸びと過ごす姿を安心して見守れるのが嬉しい」と奥さま。その温かな眼差しに、新居への満足感が垣間見えました。
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T邸の一日のスタートは、南側に大きく設けた窓のカーテンを開けることから始まります。「リビングから続くウッドデッキに朝日が注いでいる日は最高の気分。そのまま外に飛び出したくなるくらいです」と笑う奥さま。窓を開け放つと中と外がゆるやかにつながり、自然との一体感を心ゆくまで楽しめます。
食事の準備をするためにキッチンに立つと、リビングからフリースペースまで見渡せる絶妙のレイアウト。「子どもたちはリビングからフリースペース、廊下を通ってまたリビングへ…とぐるぐる走り回るのが大好き。調理中もそんな姿に癒やされています」と笑顔に。窓の向こうに広がる芝生の庭にはご主人自慢のゴルフスペースがあり、休日はパター練習にいそしむご主人の姿がうかがえるのだとか。「家族それぞれが好きなことをしていても、様子がわかってすぐに声を掛けられる。ゆったりと豊かに暮らせる住まいになりました」。
(ナガノの家リフォームリノベーション Vol.4掲載)