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長野市 / M邸 / 夫、妻、長女、夫の父、夫の母
両親が住む築28年の食堂兼住宅を、二世帯住宅にリノベーションしたMさん。きっかけは、子どもが誕生してアパートが手狭になったこと。違う場所での新築も考えたが、予算面と将来的に同居の方が安心なことから実家リノベーションの検討を始めた。と同時に、通勤中に見かけた「耐震リフォーム」の幟が気になって、まつけんのリフォームに相談してみることに。「とても親身に、将来を見据えた設計をしてもらえました。デザイン提案も一度で気に入ってしまって。憧れだった無垢の床材も、見積もり段階からしっかり反映してくれたので予算オーバーなく叶いました」とMさんは満足げに話す。
プランニングでは、同居によって誰かが不満を抱えることがないようにと、まずは家族全員の要望を聞くことからスタート。両親のスペースが以前より狭くならないよう、より広い1階を両親用、2階を息子世帯用とエリア分け。食事や洗濯などの生活時間が異なるため、LDKは1・2階それぞれに設置している。浴室は1階の1カ所だけだが、玄関と階段、そして浴室スペースをひとつのゾーンに集約。「そうすれば、息子が遅い時間にお風呂に入っても、1階LDKの入口を閉めておけば全然気になりません」とお母さま。もちろん耐震・断熱性能アップの施工も行い、長く住める安心感にも配慮している。
両世帯が行き交う1階LDKは、大人数での食事や三世代のふれあいを楽しめる、畳スペース付きのゆったりした広さ。お互いの息づかいは感じつつもそれぞれのプライベート空間をしっかり備えた快適な住まいに、家族の笑顔が溢れている。
(ナガノの家 2017年春・夏号 vol.7掲載)