まつけんのリフォーム(松代建設工業株式会社) (長野市)

☎0120・018・416

千曲市 / 夫、妻、長男、長女

「年月」を受け継ぎ、 あらたな創造を楽しむ

古いものが好き。新たなものをつくるのも好き。
年月を経てようやく滲み出る「古さ」や「味」はつくることなどできないから、
大事に受け継ぎながら自分らしさを加えれば、時間を味方につけた家になる。
個性あふれる我が家になる。


「リノベーションに憧れていた」という夫妻。元々古いものが好きで、県外にいた頃からリノベーションの情報を集めていたという。「新築の家はキレイすぎる印象。自由設計の家よりリノベーションの方がずっと自由で創造性に富むと感じていました」。その後、長野に転勤。家づくりが本格化する中、目に留まったのがまつけんのリフォームの事例だった。「まさに理想」と言うその家は、和の趣をおしゃれに昇華させた若い夫婦の住まい。「つくるならこういう家に」と同社に相談しながら物件探しを重ね、築50年の和風住宅に出会うとすぐに計画をスタートさせた。

希望したのは、リビングが広いこと、和の趣を活かすこと。1階南は丸ごとLDKとし、既存の造作を空間に取り込むことにした。提案の中で夫妻が最も驚いたのは、階下に光が届くよう2階の床をアクリル敷きにするというもの。「想像が追いつかなかったけれど、すごく面白いと思いました」と振り返る。

完成した住まいは、和の趣が活きる開放的な家。和とモダンが溶け合い、家じゅうが光に満たされている。「時々、旅館にいるような感覚になります」とご主人。奥さまも、障子の開閉のたびに変わる景色にときめくという。「当面使用しない2階は自分たちで仕上げる予定。楽しむ余白があると思うとワクワクします」。リノベーションならの創造の楽しみは、家族の思い出をつくりながらまだまだ続いていく
(ナガノの家リフォームリノベーション Vol.8掲載)

既存の柱・梁を表しにして、新たな素材と合わせたLDK。欄間や障子は既存を再利用。新旧の合わせ具合が絶妙で、リノベならではの空間を生み出す

詳細データ

  • 竣工年月/ 2024年 7月
  • 所在地/千曲市
  • エリア/長野
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法

特徴

  • ウッドデッキテラスあり
  • 子育て世代の家
  • 自然素材
  • キッチンにこだわり
  • インテリアにこだわり

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